お知らせが遅くなりました。今回、お知らせ更新担当の弁護士の松井です。
建築士と弁護士とで相談担当をさせていただく相談会、次回11月は7日土曜日に開催いたします。
現在、午後1時30分からの相談枠が1枠空いております。相談するかどうかも含めて、お悩みの方は、このような相談でもよいのかどうかなどもぜひ、お気軽にお問い合わせください。
ところで。
2015年10月、建築、マンションに関する残念な報道がなされました。人の住居となる建物は、そこで暮らす人たちの人生、時間に大きな影響を与えるものです。金銭的なダメージだけでなく、精神的なダメージも与えてしまいます。
このことは、1995年1月の阪神淡路大震災によって、広く一般に認識されることとなりました。ASJのメンバーは、1995年以前から、欠陥住宅に悩む人々のご相談に応じてきております。
阪神淡路大震災から20年。
欠陥住宅、工事に対する裁判所のものの見方も変わり、裁判例も蓄積され、欠陥工事に関する状況は大きく改善されてきた面もあるかとは思います。
しかし、未だに今回のような残念な工事がなされる状況がなくなることはなく。
そうした状況に心を痛めています。
どうしたら、建築工事による大きな被害をなくし、住人の生活、当たり前の安心した生活を確保していくことができるのか。引き続き、建築にまつわる問題に取り組み、微力であっても活動を続けていきたいと思います。
*写真は、奈良にある暗峠の石畳です。数百年前の江戸時代に作られた石畳の道。
建物も、石造りではないので数百年とはいわないまでも、数十年は安心して暮らせる建物しかこの世には存在しないという時代になって欲しいものです。何十年もの返済期間で借金をし、何千万円ものお金を支払い買ったマンションが10年も安心して暮らせない建物だったなんて事態は悲惨です。
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